陸上競技：セメンヤ、南アフリカ選手権5000メートルで金メダル

南アフリカ、ジャーミストン（ロイター） – 木曜日の南アフリカ陸上競技選手権大会の5000メートルでキャスター・セメンヤが優勝したが、スポーツ仲裁裁判所（CAS）の控訴審の判決を待っているため、新たな距離となる可能性がある。ルールは彼女のテストステロンレベルを制限しようとしている。
セメンヤは初日に16分05秒97で優勝したとき、完全にコントロールできているように見えたが、これは9月にドーハで開催される世界選手権への南アフリカの参加にとって重要なテストとなった。
セメンヤは金曜日の1500メートル決勝に自己ベストを大きく下回る4分30秒65で決勝に進出していた後、長距離レースでは珍しい完走を果たした。
ほとんど汗をかかなかったが、1500メートルのタイムは予選で次に速かった選手より9秒も速かった。
彼女のメインイベントである800メートルは金曜日の午前中に行われ、決勝は土曜日の夕方に行われる。
セメンヤさんは、自然のテストステロン値を制限するために薬の服用を義務付ける新たな国際陸上競技連盟（IAAF）の規則を課すのをやめるようCASに訴えた結果を待っている。
IAAFは、発達に違いがある女子選手に対し、不公平な優位性を防ぐため、競技の6か月前に血中テストステロン濃度を規定濃度以下に下げるよう求めている。
ただし、これは400メートルとマイルの間の競技に限定されており、セメンヤが自由に競技できるように5000メートルは含まれていない。
木曜日の彼女のタイムは2019年の自己ベストから45秒及ばなかったが、セメンヤはおなじみの最後の200メートルスプリントを前に控えているように見えた。
一方、オリンピック400メートル優勝者で世界記録保持者のヴァイデ・ファン・ニーケルクは、18か月ぶりにハイレベルな競技に復帰しようとして、滑りやすい斜面を理由に木曜日のウォームアップを棄権した。
ファン・ニーケルクは「残念ながら南アフリカシニア陸上競技選手権大会からの辞退を発表する」とツイートした。
「良い準備をして、またホームでプレーするのを楽しみにしていましたが、天気が良くなかったので、危険を冒したくありませんでした。
ファン・ニーケルクは、2017年10月に行われたチャリティーフットボールの試合中に膝を負傷し、2018シーズンを全休した。